未経験でも薬剤師求人はたくさんあります

この不況の世の中、企業による社員採用の方針も以前とは変化してきています。
一般企業では新入社員を獲得して一から育成していく余裕のないところも増えてきていて、即戦力となる経験者を中途採用で獲得するところが増えてきています。
しかし、そんな中でも新卒者・未経験者を積極的に採用している業種がいくつかあります。
薬剤師もそんな業種の1つです。
未経験の薬剤師が積極的に採用されている理由にはいくつかありますが、もっとも大きな理由は薬剤師が不足しているという事実です。
薬剤師の不足は、国の「医薬分業」という政策にきっかけがあります。
以前は病院で薬を調剤し処方していたものが、医薬分業によって院外の薬局がその役割を担うことになったため次々に薬局が開局されて、そこに勤務する薬剤師もたくさん必要になったのです。
この傾向は薬科大学の6年制への移行によって、より加速していくと考えられています。
従来4年制であった薬学部の課程が6年制へ移行されたことによって受験生離れが深刻化してきています。
実際、私立大学の3割ほどが定員割れを起こしているというデータもあります。
また、この背景には薬学部の学費の高さもあります。
特に私立の薬学部の場合、入学金と授業料の総額は軽く1000万円を超えるため、この不況の中でそれだけの学費を支払うことのできる余裕のある家庭が減ってきているのです。
そのため、薬剤師になりたくても経済的な理由で断念しなければならいという学生も増えています。
この薬剤師の不足傾向は特に地方部では深刻で、最近では地方に薬剤師を呼ぶために都市部よりも良い賃金を支払ったり、寮を用意したりといったところも増えています。
ですから、薬剤師の場合には、たとえ未経験の者であっても求人がたくさんあるのです。
未経験の薬剤師求人がたくさんあるもう一つの理由は、薬剤師資格が国家資格であり、信頼性が高いということがあります。
他の業種の新卒者に比べると薬剤師は未経験であっても最低限の知識やスキルを持っているということになります。
もちろん、一人前になるにはいろいろと覚えることがありますが、それでも未経験者を採用しやすい環境にあるということは言えるでしょう。

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